ピンぼけ画像でスイマセン。以前の記事で紹介したチェリーバルブです。
→暴君と化したチェリーバルブ
ミクロソリウムを移動したりして水槽内のレイアウトを変えると、その都度ベストなポジションに居座り縄張りを主張してきた個体ですが、ついに飼い主の逆鱗に触れることとなりアピスト水槽に浮かべたお仕置き部屋に隔離されました。
私がコリドラスを好むのは彼らの暮らしが平和だからです。
常に群れて争わず、小さな個体や弱い個体を虐げることもない、温和な癒やし系だから好きなんです。
ヘテロモルファ、ブルーアイラスボラ、ホタルテトラ、グリーンネオン、ベックフォルディペンシルなど同じ水槽で泳いでいる他の魚も基本的に温和です。
オス同士のフィンスプレッティングやオスがメスを追い回すなど、繁殖行動に基づいた多少の諍いはありますが、他種を威嚇したり傷つけたりといった攻撃的な行動は見せません。とても平和的。
そんな中で唯一の例外がこの子、チェリーバルブなんです。
縄張りに近づく魚を排除するくらいならいいんです。主張する縄張りの範囲なんて狭いもんですし。
ですが時として手当たり次第に執拗に追い回すんですよ。自分より小さいテトラやラスボラはもちろん、自分と同等の体長のトリリネやパンダまでをも何が気に入らないのか追い回すんです。
日が暮れて月も昇り始めた一日の終わりに、仕事を終え自室に帰ってボーッと水槽を眺めるのは何よりの贅沢じゃないですか。癒やしじゃないですか。
ところが見つめた水槽の中では真紅の魚が他の魚を追いかけ回す殺伐とした光景が繰り広げられているんですよ。癒やしなんかあったもんじゃない。
チェリーバルブだって自分の意思でこの水槽に入ったわけじゃないんです。私自身がこの水槽に棲んで貰うようにしたんです。魚には責任はない、悪いのは自分。
そうやってずっと我慢してたんですけど、今日になってポチッとスイッチが入ってしまいました。
鯉科の魚らしい真紅の赤色はとても魅力的なのですが・・・。
とりあえずはアピストやアフィオセミオンのオスを隔離するために作ったお仕置き部屋に入れてお隣の水槽に浮かべてありますが、アピストのように隔離というお仕置きの効果があるのかはちょっと不明です。たぶん無いんだろうなぁ。
浮かべた直後から「ちょっと、新入りのくせに挨拶がないわよ」と言わんばかりにボレリーの未亡人が近づいて様子を伺っています。
水槽の主であるヴィエジタの親分は気付かないのか興味が無いのか、寝床である流木の下に陣取りながらソイルを啄んでいますがチェリーバルブとアピストでは喧嘩したらどっちが勝つんでしょうか?
アジアとアマゾンというそもそもが出会うはずがない魚同士ですから喧嘩すらしないのかもしれませんが。
今年の春先に生まれたパンダたちもだいぶ大きくなりました。お店で売ったら「パンダ大きめサイズ」とお値段高めに設定してもらえるサイズです。
60cm水槽にいるこの仔達の親はさらに大きくて昨日入った新入りのラバウティ2匹と一緒になって泳ぎまくっています
ラバウティは同じアエネウス系のベネオレと仲良くなるかと思ったのですが面白いものです。
毎日夕方になると始まるイベント、「パンダの舞」の動画が撮れました。00:30~00:50にかけて右端にラバウティの泳ぐ姿も映っています。
ガラス面のコケが汚い水槽で恥ずかしいのですがよろしければどうぞ。
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