ADAのフィッシュフード AP-1 を試してみた

先日お迎えしたラバウティ、遊泳性が高い種類のようで水槽狭しと元気に泳いでいるのですが、色が揚がってきたら2匹のうちの1匹はラバウティっぽくない体色になってしまいました。
もうしばらく時間をかけて飼い込んだら気付いたことを書き記したいと思います。

でタイトルの件です。

ADAというブランドはアクアリストなら多くの方がご存じだと思うので説明は省きます。
ちょっとしたご縁からADAから発売されている餌を分けていただけたのでそのレビューを。

とは言っても、ちゃんとした餌のレビューなんてのはある程度の期間を使い続けてこそ「いい」「わるい」なんてことが書けるわけでして、僅か数日の使用で書けることなんて限られた内容でしかありません。
というわけで中身の薄いレビューではありますが書き記しておきます。


ADAのフィッシュフードはいくつかの種類がありますが、今回入手できたのは最も粒が細かいAP-1で、メーカの説明では「幼魚・小型魚用」となっています。
実際の粒を確認するとなるほどかなり細かい粒です。

手元にある他の餌と比較してみます。


メダカ飼育に用いられることの多い水産飼料「ライズ」の2号と比べてみました。粒の大きさはいい勝負ですが、僅かにライズ2号の方が細かいです。
手に乗せた感じとしては粒の大きさは同じくらいでもAP-1は顆粒状、ライズ2号は粉末状といった印象です。


我が家の常備餌、フィッシュボンSと比べてみました。フィッシュボンは粒の大きさにバラツキがあって、最も小さい粒がAP-1と同じくらいの大きさです。
平均するとフィッシュボンSの方が粒のサイズは大きめです。


これも我が家の常備餌であるメディグッピーと比べてみました。今までは粒の大きいメディフィッシュを常備していたのですが、現在はGHDグラミーやアピストの給餌には他の餌を使い、メディシリーズはアフィオセミオンの繁殖に使っているので粒の細かいメディグッピーを常備しています。
フィッシュボンSと同じでメディグッピーも粒のサイズにバラツキがあるので、最も細かい粒はAP-1より小さいですが全体的に見るとAP-1の方が粒は小さい印象です。

と、粒の大きさだけで判断すると我が家で愛用している餌と比べても使い勝手は変わらなそうです。

実際に魚に与えてみましたが、我が家で飼育している魚の食い付きは良かったです。
色々な餌を試していると、中には初見では食い付きが悪くて慣らしていかないと食べてくれない餌もあったりするのですが、AP-1に関しては最初から食べてくれました。
小型カラシンやラスボラなどの中層魚だけでなく、コリドラスやオトシンといった底物も食べてくれています。

このように粒の大きさや嗜好性と言った部分では満足しているのですが、不満な点もいくつか。

まずは成分表示と原料表示がないこと。

天然プランクトンを上回る栄養価と嗜好性を備えた基本フードです。消化吸収が良好で排せつ物が少なくなるので水が汚れにくく・・・

とメーカーの説明ではこのように記載されていますが、具体的に栄養価が書いてないし原料も明記してくれていません。

魚に与えている餌が何から出来ていてどういう栄養価なのか、その辺は知っておきたいですし隠す必要も無いと思うのですが。

もうひとつはお値段ですかね。

15g/450円
70g/1900円
300g/7000円

なかなかのお値段です。

もちろんお値段に見合った価値を見出せるのであれば文句はないのですが、判断材料の要因である成分表示がないので判断できないわけですよ。

300gを買って1年くらい使い続けるしかないのかしら。

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