病気により多数の個体を落としてしまったことは先の記事で書きました。
2匹いたチェリーバルブも1匹になってしまったのですが、その残った1匹が突如として暴君と化しました。
水槽中を巡回するように泳ぎ回り、目の前の魚を手当たり次第に威嚇し追い回す。
その矛先はコリドラスにまで及び、追われたコリドラスは隠れるように一カ所にまとまり、餌を入れても出てこない。
魚を飼育する以上は多少の小競り合いは容認しているのですが、他の魚が餌を食べないほどのストレスを与えるようではさすがに見過ごせません。
ということで、現在は水草育成用と化している元繁殖水槽に移動して貰うことに。丁度カワコザラガイやヒドラが発生しているので、あわよくばそれらを駆逐してくれるのでは無いかという期待も込めて当分の間は単独で泳いで貰います。(ヒドラも食べるかは定かではありません)
文頭の画像は引っ越し後の様子。他に入っているのはミナミヌマエビ1匹とタニシが1匹。喧嘩相手がいなくて寂しそうですが仕方ないです。
しかし、2匹でいるときは大人しかったんですよ。そりゃバルブですから2匹の間で多少の小競り合いはしてましたが、他種を追いかけ回すようなことはしなかったのに。
チェリーバルブに限らず、小型魚の中にも気性が荒いといわれている魚は結構います。そういった魚の情報を調べると「それほどでもない」「うちのは暴れん坊」と対極の意見がみつかります。
魚を飼い始めた頃は「本当はどっちなんだろう?」と疑問に思ったりもしたもんですが、ある程度の経験を積んだ現在なら人によって極端に違う意見が出ることは納得できます。
環境次第、ケースバイケース
100の水槽があったとしたら正解も100あるんでしょう、きっと。
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