コリドラス・ステルバイの稚魚、育成

コリドラス・ステルバイの稚魚

時間が無くて記事には出来ませんでしたが、コリドラス・ステルバイが産卵してくれたので稚魚を育てていました。
ブラックウォーターが効いた、と信じたいところですが、実際にはあまり関係なかったような気がします。パンダと同様にステルバイも比較的簡単に産卵条件が整う種類なのかなといった印象です。

ステルバイは小型卵だとばかり思っていたのですが、いざ産卵された卵を見ると中型卵でした。なので1匹が一度に産む数は多くても数十個くらい。
今回は採卵するまでにパンダに食べられた卵もあったようで(産卵している傍からパクパクしている)、加えて無精卵も多かったようで実際に採卵できたのは10個ほど。

それでも9匹の稚魚が育っているので育成は大成功と胸を張ってもいいのかな。

先週くらいからブラインシュリンプと市販の粒餌を併用して与えるようになったので、もう少ししたら本水槽へ放流できそうです。

次の産卵時に採卵した4匹がこの9匹とは別に育っているので、最終的は13匹のステルバイが新たに加わることになりそうです。

我が家の育成

ステルバイに限らずですが、我が家でのコリドラスの育成方法を記しておきます。とはいってもあまり特別なことをはしていません。

用意するのはスドーのフローティングネットとブラインシュリンプ。

フローティングネットはSサイズとMサイズがありますが、60cm水槽で使うならSサイズで十分です。Mサイズだと深さがあるので稚魚の様子を確認しにくいです。

ブラインシュリンプは湧かすのが面倒ですがコリドラスを育てるくらいなら皿式で十分です。皿式での沸かし方は過去記事をどうぞ。

フローティングネットは親魚と同じ水槽に浮かべます。
親魚が産卵行動をするということは「この環境なら産卵しても大丈夫」と判断したからだと思うんですよ。環境が揃ったと判断しないとなかなか産まないですよね。
フローティングネットを本水槽に浮かべることで水質から水温から全て本水槽と同じ環境で育てられるので便利です。サテライトだと水槽外に設置となるので季節によっては水温の安定維持が難しいですし、かなり工夫をしないと水も滞留してしまうので水質の変化が生じやすい気がします。
私も過去にサテライトでの育成を試みたことがありますが結構ハードルが高かったです。

本水槽と同じ水質・水温・環境の別水槽を用意できるのであればそれに越したことはありませんが、そこまで大がかりにするのは手間も資金もかかってしまいます。

なので我が家では色々試した結果フローティングネットに行き着きました。

採卵したらネットに放り込んで孵化を待ちます。
有精卵は数日経つと卵が黒くなってきますが無精卵は白いままなので取り除きます。
無精卵は採卵時に指で簡単に潰れてしまうのでその時点で判断してもいいかもしれません。

無事に孵化したらブラインシュリンプの準備をします。孵化後数日はヨークサックから栄養を吸収しますので、実際に与えるのは2~3日経ってから。2~3日後を逆算してブラインシュリンプを湧かしてください。

孵化直後の稚魚が食べられるブラインシュリンプの量なんて微々たるものです。与えて暫くしてから稚魚を見てお腹のあたりがオレンジ色になっていたら食べている証拠。

最初のうちはブラインを湧かしすぎて余ることが多いと思いますので、余った分は本水槽に投入してあげると親魚が喜んで食べてくれます。スポイトで底床に向かって噴射してあげるといいです。
水流が強いとフィルターに吸い込まれてしまうのでご注意を。

与える→食べているか確認する、という流れでブラインを与えていきます。

数日もするとフローティングネットが汚れてくると思います。茶色いフワフワとしてものが付着するので「コケが生える」なんて言い方をする人もいますが、これは苔ではなくてバクテリアコロニーです。
ネットの表面に濾過バクテリアが付着し始めた証拠です。
このバクテリアコロニーも稚魚の大事な餌になりますので、取り出して洗ったりするのは御法度です。人によってはこのバクテリアコロニーだけで稚魚は育てられるというベテランもいるくらい。

とはいえ、あまり放っておくと稚魚が身動きできなくなるほどモワモワになってくるので、スポイトで吸い込んだりピンセットでつまんだりして適度に掃除してあげます。
繰り返しますが綺麗に掃除してはダメです。必要以上に綺麗な環境では生き物は育たないです。

あとはひたすら餌を与え続けて大きく育つのを待つだけですが、コリドラスに限らず魚全般は自然界では鳥に狙われることが多いからでしょうか、水槽内でも真上からの刺激に敏感です。なのでフローティングネットにはアマフロやフィランサスのような浮き草を浮かべて陰を作ってあげるといいです。

その魚種の特徴、ステルバイだったら胸びれのオレンジ色、パンダだったらアイバンド、そういった魚種の特徴がハッキリと分かるくらい多くなってきたら市販の粒餌も与えてみます。
我が家でがGROW(グロウ)Dとかメディコリドラスを与えています。

本水槽に放流する時期は環境によっても異なると思います。我が家の水槽はミクロソリウムがワサワサと繁茂しているので稚魚の隠れ場所がいくらでもあります。なので粒餌を食べるようになったら早めに放流してしまいますが、水草少なめの底床面積広めのいわゆるコリドラス水槽では親魚の勢いに負けて餌にありつけないこともあるでしょうし。

簡単ではありますが、我が家での育成方法でした。

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