小型水槽のpHを下げてみる連載記事の2回目です。
前回の記事を書いた直後にヤシャブシの実を投入してみました。
文頭の画像がヤシャブシの実です。ビーシュリンプの飼育で重宝されているようですが、熱帯魚飼育で使っても問題ありません。
アクアショップで売っているほかに、採取したものをオークションなどで出品されてたりもします。
ヤシャブシはハンノキの仲間なので、ハンノキの実でも代用できます。ハンノキは都会の公園でもよく見かける樹木なのでご近所を探してみると安上がりかもしれません。水辺に植樹されていますから池のある公園や親水路などが狙い目です。
が、実の熟し方で含有成分の濃度が変わってきますし、実の状態によっては天日乾燥させたりする必要も出てきますので、一度アクアショップで売られているものを手にとってアクア用として使えるのはどんな感じの実なのかを観察してから採取することをお勧めします。
採取したはいいけど若すぎたり熟しすぎたりして使い物にならなかったハンノキの実が我が家にもたくさん転がってますので。
今回は数年前にヤフオクで購入したものを使っています。個数は1個だけです。
投入前に殺菌消毒を兼ねて熱湯に浸しています。浸した時間は「お湯が冷めるまで」、数十分でしょうか。その間にもお湯に色がついています。
さて、投入から丸2日経過していますがphは変化したのでしょうか。
若干下がっているでしょうか、8.0くらいかな。
撮影条件が統一されていないので「こんなの光の当たり加減とかカメラの露出とかでなんとでもなるんじゃ」というご指摘もあるかと思いますが、虚偽の結果を書く理由もメリットもありませんので信じて下され。
このままもう数日様子を見てみます。あまり変化が無いようだったら次の手段を講じます。
人の脳みそを文系・理系で分けることに抵抗を感じはしますが、「あなたはどっち?」と聞かれたら私は間違いなく文系なんです。
とはいえ文系が大得意というわけでは無いのはこのブログの文章をお読みいただければお察しの通りで、理系が圧倒的に苦手だからじゃあ文系といった感じですから消極的文系とでもいいましょうか。
「そもそもpHとはなんぞや?「なぜヤシャブシの実がpHを下げるのか?」といった説明が記載されている文章を読んで内容を理解することはできるのですが、そこに記されている化学式や元素記号は見るだけで拒絶反応が出てしまい理解する気にもなりません。
ですので「pHを下げてみる」の連載記事では自身が体験した事実である過程と結果のみを書かせていただきます。
そうなった理由、ならなかった理由は説明が出来ませんし、悲しいことにそもそも理解できていないのです。
2020/11/3 pHを下げる記事の決定版をUPしました
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