ナノストムス・ベックフォルディ

ペンシルフィッシュです。ベックフォルディ・ペンシルという名前でも販売されています。画像の個体はペンシルに見えないほどメタボですが本来はもっとスマートです。
この魚も例によって安売り店の売れ残りの3匹を買ってきました。

ペンシルフィッシュの仲間は他にも斜めに泳ぐエクエス・ペンシルやワンラインペンシル、真っ赤なラインや体色が美しいアークレッドペンシルやブラッドレッドペンシルなど結構たくさんの種類が存在しますが、ベックフォルディはペンシルフィッシュというジャンルで親しまれてる魚の中でも最も安値でポピュラーな種類のようです。

スーッと泳いでピタッと止まりまるで何かを探しているかのように暫くジッとホバリング、またスーッと泳ぎ出すというようにメリハリのある動きをする魚で、飽きることなく長時間眺めていられる不思議な魅力を持った魚です。

我が家の水槽では上層から中層付近を泳いでいますが、レイアウト次第では底の方にも泳いでいきそうな感じです。
性格は温和で他の魚を追い回すことなく、また追い回されることもなく平和的で友好的な魚という印象です。というのも我が家の水槽にいるのは恐らく全て雌なんですね。繁殖行動を取る雄がいないからノホホ~ンと暮らしているんだと思います。

餌取は狙いを定めてからパクッといく感じなので、メダカ系などのガッついた競争相手が多いと食いっぱぐれそうです。口も小さいので大きなフレークや粒餌だと食べにくいかもしれません。
とはいえホバリングして長時間ピタッと静止できる能力を持っていますので、水草の林やモスの茂みの中から餌になる物を見つけて食べているのかもしれません。稚エビとか稚エビとか稚エビとか・・・。
じゃなきゃこんなメタボになるわけないもの。スマートな体型に惚れたのに・・・。

ペンシルフィッシュの中では繁殖は簡単な部類らしいですが、前述したように雄がいませんから我が家では経験がありません。
繁殖させてみたいけど雄を入れて殺伐とするのもイヤだし、暫くは雌だけで飼おうと思っています。

髭苔やアオミドロなど糸状の苔や藻を食べるという情報がありますが、幸いにも我が家では髭苔や藍藻類が発生していないので真偽は不明です。
発生しているけど見つかる前にベックフォルディが食べてくれているということも考えられますが果たして。
そうだとしたらメタボも仕方が無いのですが。

コメント

タイトルとURLをコピーしました