アマゾンフロッグビット 屋外育成株

メルカリに出品させていただいているアマフロの屋外株の説明記事です。
https://www.mercari.com/jp/u/800198191/

アマフロ屋内育成株についての説明記事はこちらです
浮き草 アマフロ&フィランサスフルイタンス

屋内育成株を屋外に出すと一時的に調子を崩す場合があります。逆も同じで屋外育成株を屋内に入れると調子を崩す場合があります。
屋内株と屋外株、用途に応じてご利用ください。

屋外の日当たり良い場所で増えた株を日陰環境に移して育成しています。
一番上の画像は日陰環境の水槽内。どの株もほぼ均等な大きさで葉っぱの状態にも極端な差異はありません。

これが日当たりの良い環境で育てている親株です。もっと大きな株もいくつかあります。
葉の色や状態は悪いですが次々とランナーを出して子株が増えています。この増えた株を日陰で育てたものが出品している屋外育成株です。
なので日当たりの良い場所に出してあげればこの画像のように大きく育ちますし、日陰で育成してあげれば小さく綺麗な株のまま小株を増やしていきます。

屋外育成株も屋内育成株も元の株は同じです。種類も一緒。育成環境が異なるだけです。
我が家の屋内外での育成環境は以下の通りです。

屋内育成株
水温 24℃固定(夏場は最高30℃まで上がります)
水質 ブラックウォーター pH5.0~6.5
照明 1日9時間
生体 小型魚・エビなど計100匹以上
肥料 たまに液肥・カリウムを添加
コケ 無し、カワコザラガイが付着する可能性があります

屋外育成株
水温 15~25℃、昼夜で水温差有り
水質 グリーンウォーター pH7.0前後
日照 晴天日で1時間
生体 無し(ミジンコがたくさん湧いています)
肥料 なし
コケ 無し、スネールも無し、屋外なので汚れが付いてる場合があります

屋内は熱帯魚の糞や残り餌で栄養豊富な環境、さらに水草の状態を見て液肥やカリウムを添加しています。
屋外はボウフラが湧いたときにいつでもメダカを投入できるように心がけている程度で極力放置です。

育成環境が異なると同じ植物でも結構な違いが現れます。
並べて比べてみます、左が屋内育成株で右が屋外育成株。

まずはご覧の通り根っこの長さが違います(比較のため最も根が長い株を選んでいます)。
これは前述した水中の栄養状態の違いからだと思います。豊栄養環境では根を長く伸ばさなくても十分に育ちますが、貧栄養環境では少しでも多くの養分を吸収しようと根を伸ばし続けるのでしょう。

ちょっと見難いですが根の状態も違います。屋外育成株の方がフワフワとした細かい産毛のような根が多く生えています。これも水中の栄養状態の違いなんでしょうね。

これが葉の表の状態。屋外育成株には黒い斑が入っています。
斑は一定の光量があると入ります。なので屋外でも日陰環境だと斑が入りません。

ちなみにアマフロは底床まで根が達すると底床に根を張ります。

ご覧のビッグマムを引っこ抜いてみたところ根の長さは40cm以上。そのうち下側の20cmくらいが底床内に伸びていてゴワゴワと固く白くなっています。

噂ではこのまま放っておくと完全に根付いて葉が上に上にと伸びていくとかいかないとか。
いわばアマフロの完全形態、見てみたい気もするようなしないような。

フィランサス・フルイタンスの屋外育成株も順調に育っています。半日陰での育成のため葉っぱまでは赤くなりませんが、根は真っ赤でキレイです。
2週間後くらいには出品できそうです。

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