メダカプロス産卵繁殖を購入してみた

我が家で愛用しているキョーリンのメダカ餌、「メダカプロス」に新たに「産卵繁殖」と銘打った新商品が加わったので試してみようと購入してみました。
従来製品も「繁殖数UP」の表記がありましたが、新製品では「繁殖数さらにUP」となっています。

画像右側の簡易パッケージが従来製品、左側の筒に入ったパッケージが新商品。新商品にも20グラム入りの簡易パッケージが存在します。

お値段は据え置きかと思いきやお高くなってます。

・メダカプロス(従来製品)
20グラム 240円
48グラム 500円
140グラム 1180円

・メダカプロス産卵繁殖
20グラム 280円
48グラム 580円

いずれも定価です。

メダカプロスは比較的お安く買えることが愛用している理由の一つでありまして、我が家の地元のお店だと定価の30~40%OFFくらいが実売価格です。

パッケージデザインは従来品がオレンジと黄色の鮮やかな配色であったのに対して、新商品は毒々しい色合いに変わっていますね。

まぁ、購入する側からするとパッケージの配色なんかはどうでも良くて、気になるのは保証成分です。
メーカーページからコピペで引用させていただきます。

・メダカプロス(従来製品)
蛋白質 46%以上
脂質 7.0%以上
粗繊維 3.0%以下
水分 10%以下
灰分 13%以下
りん   1.0%以上

・メダカプロス産卵繁殖
蛋白質 48%以上
脂質 11.0%以上
粗繊維 3.0%以下
水分 10%以下
灰分 15%以下
りん   1.0%以上

タンパク質・脂質・灰分の数値が異なりますね。
特に脂質が11%以上というのは市販の餌ではなかなかお目にかかれない数値です。

各項目の説明はキョーリンの飼育教材から説明文をお借りしますと

・タンパク質
りっぱな体を作ります

・脂質
エネルギー源になります

・粗繊維
消化吸収を良くします

・粗灰分
新陳代謝を良くします

となります。

とまぁここまではメーカーページを見れば分かることでして、これで終わってしまうとわざわざ記事にした意味がありません。

ということで実際に中身を比べてみます。

右が従来製品のメダカプロス、左が新商品の産卵繁殖です。

ぱっと見で分かるのは色の違いでしょうか。実際には臭いもかなり違います。従来製品が魚粉のようないかにも「魚の餌です!」という臭いなのに対して、新製品は魚臭さが抑えられた代わりにビタミンなどの添加物ぽい臭いが混ざっているように思います。

と、意気込んで書き始めたものの実際に産卵数や繁殖数の違いが出るかはしばらく経ってからでないと分かりません。
というか、2つの容器で従来品と新製品を使い比べてどちらがどう、なんて面倒なことをする気は無いので、しばらく経っても違いなんて分からないんだと思います。

最後に、比較用の写真を撮影するために使用した餌が勿体なかったので庭のメダカに与えた様子の動画を貼っておきます。


(画像クリック(タップ)でYoutubeにリンクします)


メダカ用に市販されている餌の多くは粒餌で、フレーク餌の選択肢は多くありません。

粒餌は粒のサイズが極小から大きなものまでバリエーションがあって、なおかつ粒の大きさが揃えられるので卵から成魚まで自家繁殖を楽しむ人には使いやすいです。
ただ、その形状から魚が突っついているうちに沈んでしまうことがよくあって、「もう少し水面に留まっていて欲しいのにぃ」とイライラしてしまうことも。とくに大きく育ったメダカを大量に泳がせていたりすると、餌の争奪戦はかなりの激しさで浮いていたはずの餌はすぐに沈んでいってしまいます。

フレーク餌は粒餌と比べると沈みにくいので大きなメダカが大量に泳いでいる容器では使いやすい餌だと思っています。(それでも水面がバチャバチャとするほどの争奪戦ではすぐに沈みますが)
逆にフレークのサイズは揃っていないので育っている途中の稚魚や若魚には与えにくいのが難点です。指ですり潰したりもするのですがそれでもサイズにバラツキが生じてしまいます。

今回はメダカプロスの紹介でしたがテトラのキリミンも安くていい餌です。

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