オオサンショウモ・サンショウモ・アオウキクサ

メルカリに出品させていただいているオオサンショウモ・サンショウモ・アオウキクサの説明記事です。
https://www.mercari.com/jp/u/800198191/

主にアマフロフィランサスフルイタンスの2種と一緒に「メダカの浮き草4種セット」として出品していますが、増えすぎた場合のみ単品での出品もしております。

というか常に増えすぎなので単品で買っていただけると嬉しいのですがあまり人気がありません。

オオサンショウモです。サンショウモが日本を含む世界各地に分布しているのに対し、オオサンショウモは南米原産らしいです。

名前の通りオオサンショウモは葉が大きく、中央で谷折りに折れ曲がり立体的で独特な姿形をしています。(画像がないので紹介できないのが残念です)

対してサンショウモは葉が小さく、葉の中央にスジはあるものの立体的な谷折れになることもなく平面的な姿形で浮かんでいます。

こういった違いがあるのですが、オオサンショウモは必ずしも大きく立体的に育つわけではなくて、環境によってはサンショウモと変わらない姿形で育つのだそうです。

我が家ではほぼ同時期にオオサンショウモとサンショウモを別々の水槽で育て始めました。その頃は葉の大きさや姿形、根の張り方など様々な部分で両者の区別が付いていたんです。
見比べれば一目瞭然。いや、見比べなくても一目瞭然だったんです。

ところがですよ、水槽の環境に慣れるとオオサンショウモの姿が一変!サンショウモとそっくりな姿形のままで増えるようになりました。

なるほど、ウチではこの姿で増えるのかな?

一緒にしちゃうと区別付かなくなりそうだから「混ぜるな危険」ということで気をつけて育てよう。

数ヶ月、外に出したり移動したりしている間にいつのまにか一部で混ざっちゃいました。
違いが分かるものもあるのですが、全部が全部は区別が付きません。

というわけで「オオサンショウモとサンショウモが混ざる可能性があります」という前提で出品させていただいています。(明らかにオオサンショウモと分かるものも出品することがあります)

アオウキクサです。正確には「アオウキクサだと思います」が正しいのかな。他の水草を買ったときに偶然混ざってた一枚の葉っぱから増えました。

なのでアオウキクサとして購入したのではないんです。姿形と大きさからアオウキクサに違いないと判断して決めつけています。

屋外でも屋内でも育ちますしよく増えます。屋外だと根が長くなり、屋内だと根は短いままのようです。

一度調子に乗ると爆発的に増え続けます。

特に屋外では日に日増えていく様を目で確認できるほどのスピードで増えます。

人間の手が届く範囲で増える分にはいいのですが、人の手が届かない自然環境、例えば河川や湖沼、田んぼなどで増えすぎたアオウキクサが水面を追い尽くすことで他の植物が育たなくなったりしますので、無闇に家の外に持ち出さないようにしないといけません。

浮き草4種セットのイメージです。

この中でフィランサス・フルイタンスは安定供給が難しいため、在庫がないときはセット内容を他の水草と入れ替えて出品することがあります。

代わりの水草候補がこれ、オーストラリアンクローバーです。

オークロの略称や、オーストラリアンノチドメといった日本的な名称、水草レイアウト水槽の世界ではオーストラリアンヒドロコティレ(ハイドロコタイルsp)なんて舌を噛みそうな名前で流通しています。

侘び草もどきとして作成した後に園芸用プランターで作ったビオトープの中で育てていたのですが、わずか1ヶ月弱の間に10倍近いボリュームになりました。プランターの中を覆い尽くす勢いで増えてます。

ソイル敷きでCO2(二酸化炭素)を供給したキレイなレイアウト水槽で用いられるイメージの水草ですが、実はとても丈夫で屋外でも増えてくれます。

節から根が生えますが植えなくても大丈夫、浮かべておくだけで増えますし、下手に沈めるよりは水面近くでお日様をガンガンあててあげたほうが調子がいいと思います。

浅い容器でしたら小石などに糸で巻き付けて沈めてもOK。葉っぱは水中でも水上も育ってくれますが、水中の方が少し小さめの葉っぱになります。

浮き草や睡蓮などのメダカの飼育で用いられることが多い水草とはちょっとタイプが違いますが、オークロの茂みを泳ぐメダカの姿も涼しげで大好きです。

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