アフィオセミオン オーストラレ 2ヶ月経過 稚魚を別水槽へ移動します


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9/5にお迎えしてから約2ヶ月が経ちました。
稚魚も順調に育って雌雄の判別も出来るくらいまで大きくなりましたが、そうなると気性の荒さも目立ってくるように。
稚魚同士で小競り合いをするようにもなるのですが、稚魚の父親である雄の成魚が稚魚を一人前と見なすのでしょうか、激しく追い回すようになってしまいました。

稚魚が育ってきているとはいえ、体長が3倍近い父親とは勝負になりません。ウロウロと巡回する父親に見つかるまいと水面の浮き草の間や水底のモスの隙間に隠れるのですが、狭い水槽ですから隠れきれるわけもなく常に誰かが追われている状態に。
それが習性だと言ってしまえばそれまでなんでしょうが、観察しているこちらとしては常に殺伐としている状態は見ていて気分のいいものではありませんから、これを看過するわけにはいきません。

ということで、お隣のタナゴ水槽をリセットして稚魚水槽にしました。
タナゴはメダカと一緒に屋外のビオトープで過ごして貰うことに。


こちらがタナゴ水槽です。タナゴとタニシと無数のミナミヌマエビが棲んでいました。水草は小さめのミクロソリウムとマツモ。


タナゴとタニシを屋外に移動した後に、バケツ一杯に飼育水を汲んで水草とミナミヌマエビを救出します。今回の作業で一番時間がかかったのはミナミヌマエビの救出。稚エビも殖えている環境だったのでとにかく大変。


飼育水とエビを救出したら底床を取り出して洗います。水道水の温度が15度くらいあったので水道水で洗いましたが、手が痛くなるような水温の場合はぬるま湯で洗う方がいいです。
私個人は「バクテリアにはカルキよりも水温が大事」という信条ですが、「水道水で洗うとバクテリアが死滅して云々」というのを信じている方は自分の思想信条に従えばいいと思います。


リセット後は投げ込み底面フィルターで運用します。容量3リットルの食パン保存ケースに底面フィルタを敷いて煙突を立てます。


濾材は元の底床を再利用しますので、先ほど洗った大磯砂をそのままぶっ込みます。容量3リットル重量約5kgと濾材容量は十分です。


エアポンプに余裕がないのでエアリフトを諦めて水中ポンプを直結して運用します。水中ポンプはGEXのコーナーパワーフィルター(以後CPFと表記)のポンプです。底面フィルタもGEXなので特に加工せずに直結できます。というかCPFのモーターは他社の底面フィルタでも無加工で直結できるはず。
我が家ではCPFの水中ポンプは大活躍でして、4本の水槽全てで何かしらの目的で使われています。CPFをフィルターとして使ったことがないので単独での濾過能力は見評価とさせていただきますが、シャワーパイプやディフューザーもセットされていて1000円以下で買えますのでポンプ目当てで購入してもお勧めできます。


バケツに退避していたミナミヌマエビと飼育水を戻して、足りない分の水は水道水を補充しました。
稚魚同士でも追いかけ回すので十分な隠れ家が必要ということで、60cm水槽からバケモノのように育ったミクロソリウムを1株だけ移動しました。1株で30cmキューブを埋め尽くしてしまうほどのバケモノぶりは頼もしい限りです。

蛎殻投入の影響で元の飼育水のpHが高かったためリセット直後のpHは7.8とやはり高め。謎の液体(謎)を少量添加してから空回しすること3日間でpH6.8まで落ち着きました。6.5まで下がったら稚魚を移動しようと思います。

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