小型水槽のpHを下げてみる連載記事の3回目です。
ヤシャブシの実を投入してから一週間が経過しましたが、結果は文頭の画像の通りで前回(投入2日後)からほとんど変化が見られません。
水の色は明らかに茶色くなってヤシャブシからタンニンを含む何らかの物質が溶け出しているはずなのですが、pHには変化無し。
飼育水のph調整を試みているとブラックウォーターが必ずしも低pHでは無いということを実感させてくれたりします。
しかし困った。
正直なところ簡単だと思っていたんですよ。
8リットルと水量は少ないし、フィルタは使い込んだスポンジフィルターだし、底床は敷かないベアタンクだし。
濾材や底床といったpH緩衝しそうな物質が入っていないので簡単にphが下がるものだと高を括っていました。
今回の計測でpH7.0くらいの中性まで下がっていて、今週末にはアクアショップで生体を選んでこよう、なんて計画だったのですが全て水の泡です。
このままではこの連載記事も成立しなくなってしまうので何らかの策を講じます。
ボララス・マキュラータ、やっと写真に収まってくれました。
元々8リットル水槽で泳いでいたのですが今回の企画の犠牲となって水草育成水槽(元の繁殖水槽)に移動させられることに。
移動先ではチェリーバルブと混泳することになって心配だったのですが、体長が3倍近く大きく気性が荒いと言われるチェリーバルブを相手に互角の戦いを演じています。
どんな魚もそうですが環境次第で気性が荒くなったり大人しくなったりして、飼ってみないと分からないことがたくさんあって面白いです。
2020/11/3 pHを下げる記事の決定版をUPしました
コメント