L水槽立ち上げました

アピストとかラミレジィとかグラミーとか、子育てする魚を一度飼ってみたくて小型水槽の水を作っていましたが、8リットルでは小さいんじゃないかという結論に達したのが今月初めのこと。
どうしたもんかと思っていたら運良く中古のL水槽をゲットできました。200円とお値段格安。

格安中古なので水漏れ補償は無しということで、持ち帰ってから暫く水を張って屋外に放置していましたがどうやら大丈夫みたいで一安心。

適当な吸着系ソイル(今回はGEXのピュアソイルブラックを使いました)を水槽の底を覆う程度に薄く敷いてます。

pHを下げてみる」で中性まで下げた飼育水に60cm混泳水槽の弱酸性の水を加えて、さらに水道水を注水。

ヤシャブシの実を4つとダイソーのゼオライトを一袋丸ごと投入。

フィルターはもう何年も使っているスポンジフィルターを2つ投入。一つはエアリフトで、もう一つはGEX CPFの電動ポンプで回しています。

そのまま生体を入れずに空回しすること4日間、弱酸性の水ができあがりました。

すでに出来上がっていた水とフィルターを使い回ししているので亜硝酸も検出せず。

よし、これで生体をお迎えできるぞ!と意気込んだのもつかの間、ちょっと心配事が。

我が家では「母なる茂み」と呼んでいるミクロソリウムウェンディロフの大型株です。親指の頭くらいの大きさの子株から数年かけてこのサイズまで育ちました。

普段は60cm混泳水槽の中心にドン!と据えているのですが、これまでにハナビ・ランプアイ・パンダなどの産卵床として数々の命を育んできました。
魚が追いかけっこをしているのを見かけた翌日にこの茂みを揺すれば何かしらの卵が落ちてきます。

今回はL水槽の立ち上げ要員として60cm混泳水槽からお越し願ったのですが、どうやらパンダの卵が付いていたようで、ゼオライトのネットを取り除こうと持ち上げたところネットの中から稚魚が数匹躍り出てきました。
まだヨークサックが見える状態で、この段階で別の水槽に移動させちゃうのも可哀相。

かといって生体を入れてしまうと食べられてしまうのではないかという不安が残ります。

どうしたものやら。


オールガラス水槽が一般的になり、60cmとか45cmとか水槽サイズを実寸で表記するのが当たり前になった今日この頃、枠ありS・M・L水槽と聞いてすぐに大きさと水量が頭に浮かぶのはオッサンの証でしょうか。

S水槽=31.5×18.5×24.5cm 約12L
M水槽=36.0×22.0×26.2cm 約18L
L水槽=40.0×25.5×28.0cm 約23L

フレームの造りや形がメーカーごとにことなるので会社が違うとサイズが若干変わりますが、だいたいこんな感じです。
現在主流であるオールガラス水槽や水槽台が15cm刻みのサイズで、そのことに馴染んでしまった身としては旧来の企画であるフレーム水槽はちょっと中途半端なサイズに感じてしまいます。

とはいえ、ショップの販売水槽で使われているのはほとんどこのサイズのうちのどれかでしょうし、大手メーカーがメダカや金魚飼育向けにセット販売している水槽もS・M・Lのサイズだったりするのでまだまだ廃れることはないのでしょう。
生体メインの水槽に使うなら安くて軽くてお勧めです。

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