アピストグラマ・ボレリー産卵したものの

忙しさにかまけて更新が滞っておりました。アピストグラマ・ボレリーのその後です。

結論から書きますと、産卵しましたが未受精卵だったようで孵りませんでした。
産卵から6日経った今日、雌が守っていたシェルター内から白い卵がカビた状態で見つかりました。残念です。
とはいえ、我が家の水槽で産卵したという実績が出来たわけですから今後に期待しましょう。

と思っていたら、先ほどまた卵を産んだ様子でびっくり。

前回は素焼き鉢のシェルター内で産卵したのですが、今回はミクロソリウムの茂みの根元です。ダメだったから場所を変えたのでしょうか?だとしたらとても頭の良い魚だよねぇ。

「孵化するまでなら弄っても大丈夫」なんて情報を見聞きした記憶があったのでミクロソリウムを持ち上げて確認したところ、活着している小石の表面に白い卵と赤っぽい卵が確認できました。赤っぽいのは受精卵でしょうか。

今度はちゃんと孵ってくれるといいなぁ。


11/15に前回の記事を書きましたが、その後に水槽の環境が変わっています。

11/18にタンクメイトとしてGHDグラミーを1匹とコリドラス・ピグマエウス(ピグミー)を3匹お迎えしました。GHDグラミーはヒドラ処理係として、ピグミーは底床の隙間に入ったブラインを処理して貰うためです。

繁殖中の雌は修羅モードとなってグラミーやピグミーを威嚇しますが、両者とも図太いようで追い払われてもストレスを受けることもないみたい。雄は雌のテリトリーに近づこうともしません、水槽の隅っこで日がな餌を探しています。

しかし、噂には聞いていましたがGHDグラミーは良い仕事をしますな。

いままでハナビやコリドラスなどの繁殖をしてきましたが、稚魚の餌としてブラインシュリンプは欠かせません。そしてブラインシュリンプとヒドラの関係も欠かすことが出来ない問題です。

ヒドラにはさんざん苦しんできました。現在でも採卵したコリドラスの卵を水草育成ストック水槽(元繁殖水槽)で孵化させているのですが、ブラインを与えているため水槽内はヒドラだらけです。ちょっとブラインを与えるだけでどこからともなく湧いてきて、そのおぞましい姿でブラインのみならず遊泳力に乏しい稚魚までを捕らえて食べてしまうのですよ。プラナリアZEROが効くらしいですが、薬品の使用は最後の手段にしたいですし。

アピスト水槽でもブラインシュリンプを主食として与える以上はヒドラを覚悟していました。実際にチラホラと存在を確認してたんです。

ところがダメ元でGHDグラミーにお越し願ってからというものヒドラの姿を全くといって良いほど見かけません。

それどころか水草ストック水槽内でヒドラまみれになった水草を1本取り出してアピスト水槽に放り込んでおくと、ものの数時間で水草からヒドラがいなくなっています。

もうね、救世主だよね。

GHDグラミーの人気の秘密が分かった気がします。その姿形の可愛さや愛嬌ある動きはもちろん、働き者なんですなぁ。

とはいえ、繁殖水槽に直接は入れられないのよ。GHDグラミーは稚魚食うからね。

アピストのような親が子を守る魚の繁殖だったら混泳できるんですが、ハナビとかコリドラスの稚魚は食われちゃう。

悩ましいところです。

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