2018年の屋外メダカ飼育環境

先日までは陽当たりの具合に応じて容器を移動していたのですが、6月に入ってやっと一カ所にまとめました。
もっと天気の良い日に写真を撮れれば良かったのですが、紫陽花が雨に濡れてキレイだったのでつい。これはこれでいい雰囲気です。

1と2の容器にはミックスメダカのオレンジ系と黒系が色別に泳いでいます。数えたこと無いですけどそれぞれ100匹以上でしょうか。抱卵している個体も沢山いますがこれ以上増やす予定はないので採卵はせずに自然にお任せ。
水草は水温上昇対策としてアサザ・ウォータークローバー・ウォーターポピーといった浮葉を伸ばすタイプの種類を入れています。水草を赤玉土でポット植えなので容器に底床は入れていません。

容器は野菜を育てる用途のプランターです。いまくらいの季節は野菜の植え付け時期なのでホームセンターに行くとベジタブルプランターという名前で沢山並んでいます。値段は大きさにもよりますが500~1000円くらいでしょうか。
底面灌水が出来るデラックスタイプなんて商品もありますがメダカ飼育には必要ないのでシンプルな物で十分です。我が家で使っているのは容量37リットルの1つ穴のもの。鉢底の穴を付属の栓で塞ぐだけで使えます。

「安くて大きくて」という条件で探すと押し入れなんかに使う衣装ケースあたりも候補に挙がるのですが、そもそも屋内用ですから耐候性や耐久性で不安が残ります。
園芸用のプランターは屋外で直射日光や風雨にさらされながら使われることを前提で作られていますので耐候性は問題ないはず。メダカの屋外飼育でも安心して使用できるので我が家ではプランターを使います。

お庭のインテリアとして考えるならアクアメーカーから販売されているメダカ鉢や陶器製のメダカ鉢といった選択肢もありますがお値段が高いのが玉に瑕。我が家のように安上がりに済ませたいという条件には合いません。

また発泡箱という選択肢もあります。我が家では夏場はプランターやプラスチック箱で冬越しの際には発泡箱に移していますが、夏の飼育から発泡箱を使ってそのままの容器で冬越しをしても問題はありません。
ただ、夏→冬のタイミングと冬→春のタイミングの1年に2回は容器内の清掃や水替えをする必要があるので、同じ容器を使っても1年間放置しっぱなしというのはお勧めできません。

3と4の容器には三色透明鱗と青ミユキが別々に泳いでいます。この仔達は毎日採卵しているので水草は入れずに飼育しています。
水草が無いので底床には赤玉土を入れています。

使っている容器は以前の記事でも紹介しているNVボックス13です。
一回り大きいNVボックス22の方が大きさ的には理想なのですが、スペースが限られているので13で我慢。水量が少ないため水質管理がシビアになってしまい「ほったらかしでもなんとかなる」という屋外飼育のメリットが薄れてしまっています。

5の容器は昨年から継続して使っているカスクポットです。詳しくはこちらの記事をどうぞ
3・4に泳いでいる三色透明鱗と青ミユキから今年産まれた稚魚が泳いでいます。
水草はポット植えのウォータークローバ・ムチカと浮き草類が少々。底床は入れていません。

画像では見づらいですが6の場所には容量5リットルほどのプラ容器がありまして、半ダルマとかヒレの形がちょっと変とか希に産まれてくるちょっと変わった特徴を持った個体のメダカが泳いでいます。
ただ、これらを選別隔離しても私にはどうすることも出来ないためそのうち他のメダカと一緒にする予定。

周囲にあるバケツやプラ容器は水草のストックが入っているだけで生体は入っていません。この先ボウフラが湧くと思うので少しずつ整理して減らしていかないと。

3・4の容器には100均の簾がかかっています。また1・5・6・2の容器には園芸用のマルチ(日除けネット)がかかっています。

真夏の直射日光が当たり続けると水温はグングン上昇していきます。NVボックス13のような水量が少ない容器(ましてや色が黒)ではいまの季節でも晴れた日の午前中で既に30度を超えていきます。
メダカは太陽が大好きな魚でかなりの高水温にも耐えられますが、水温は上げすぎないようにするのに越したことはありません。日除けアイテム上手に使って日の当たり具合を調整することで真夏の屋外飼育が可能になります。

また、日当たりが良いと水中に植物性プランクトンが湧きやすく水が青水(グリーンウォーター)になります。適度な青水はメダカにとってメリットですが、濃すぎる青水はデメリットにもなりかねません。
日の当たり具合を調整することで青水の濃さも調整できるので日除けアイテムは役に立ちます。
先日撮影した1・2の容器の動画では水が青水で底が見えませんが、日除け部分を増やした現在は透明な水になっています。


これで夏場の環境が整ったわけですが、あと3ヶ月もすればまた冬を迎える準備が始まります。
今年は昨年よりも数が増えそうだからいまから準備を始めていかないと間に合わないかもしれません。
メダカを中心に考えると1年なんてあっという間だよねぇ。

(メダカの冬越し準備は以下のリンクから)
tag:メダカの冬越し

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