花瓶で水草を育ててみる ニードルリーフ・ルドヴィジア編

帰宅途中に寄り道してアクアショップを覗いたところ、ニードルリーフ・ルドヴィジアなる水草が安く売られていたので購入してしまいました。
もう何年も前にレイアウト水槽を放棄してからというもの「水草は苔対策になるものと産卵床に使えるものしか入れない」と心に決めて実践してきたのですが、植物を育てる楽しさは忘れられるはずもなく、マツモやアマフロなど増えて当然の水草が当たり前のように増えていく様を見るだけでもなんだか嬉しくなってしまうのです。

今さら水草を見栄え良く植栽しようとは思いませんし、仮に思ったとしても実現できそうもないのですが、昨今のテラリウムやコケリウムがブームになるように、水草レイアウト水槽だけが水草の楽しみ方ではあるまい、と自分に言い聞かせて簡単そうな水草を育てていこうと思うんです。

その手始めとして買ってきたのがニードルリーフ・ルドヴィジア。花瓶で育ててみようと思います。

用意したもの

  • 小型の植木鉢
  • ソイル(余ってたもの)
  • 腐植酸ソイル(無くてもいい)
  • 固形肥料(無くてもいい)

無くてもいい、というものを除けば植木鉢とソイル、言い換えれば器と土だけですので説明するような内容ではないのですが

今回使用したのはこの植木鉢。お店で水草を植えてるやつです。サイズで言うと1.5号くらいなのかな。
このサイズはなかなか売ってないので見かけたらまとめ買いするようにしています。

底穴を塞ぎます。本来は鉢底ネットを使うんですが今回使ったソイルが非常に細かいのでキッチン用の水切りネットを小さく切って敷きました。雑な切り方と置き方が性格を如実に表しています。

ソイルを入れます。量は底から1/3くらいですが適当です。使ったのはプラチナソイルのスーパーパウダー。ソイルは何でもいいです。何でも良いんですが使うソイルの特徴は把握しないといけません。吸着系と栄養系では使い方が違いますので。
続いて固形肥料を入れます。マグァンプK中粒です。今回は小さな花瓶で育てるのでほんの数粒にしました。後から様子を見て液肥を足せばいいので。
ソイルが栄養系なら固形肥料は不要かもしれませんし、肥料食いの水草を育てるならもっと入れてもいいですし、適宜加減で。

腐植酸ソイルを追加します。オマジナイみたいなものです。オマジナイにしてはものすごく効きますが。
ソイルにアマゾニアなどの腐植酸含有率の高い栄養系ソイルを使っていれば不要です。

さらにソイルを追加します。
ソイルと肥料と全部混ぜてから一気に詰め込んでも良いと思います。そうしなかったのは夜食を食べながらの作業だったので手を汚したくなかったため。

ガラスの花瓶に沈めて植栽したらできあがり。花瓶はイケアのセールで148円で買ったもの。イケアやニトリはアクアリウムに使えそうなガラス製品が安く買えるので重宝します。

玄関の下駄箱上に置いてみます。無加温で自然光のみ、CO2は少量ずつ毎日の水替えで対応。
水は60cm水槽から持ってきました。なのでブラックウォーターでpHは5.0くらい。少し硬度があった方が良いと聞くんですが上手く育つかな。

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