メダカの冬越し準備 その2

メダカを屋外で越冬させる準備です。その2は越冬に向けた餌の切り替え。

夏場の間は高タンパク高脂肪の餌を与えていましたが、魚は水温が低下するにつれてタンパク質や脂肪の分解機能も低下していくそうです。水温が下がってからも夏場と同じような餌を与えたのでは消化不良になりますし内臓への負担も高まります。

そこで折を見て餌の種類を切り替えます。切り替えるタイミングは飼育する人や環境によって様々みたいですが、我が家の場合だと水温20℃を目安にしています。

今の時期は日によって最高気温がかなり変わってきますので、餌を与える時点での水温が20℃を切っているようでしたら低カロリーの餌に、20℃以上なら夏場と同じ高カロリーの餌。といった感じです。

これからどんどん秋めいていくに従って高カロリーの餌から低カロリーの餌に切り替わってきます。

今回用意したのはダイソーのメダカの餌。ダイソーなので100円です。安いです。

高カロリーとか低カロリーとかってのはどこで判断するかというと成分表示です。

夏場に与えている高カロリーの餌の場合だと

おとひめ

租蛋白53%
粗脂肪8%
粗繊維3%

フィッシュボン

粗蛋白 50%
粗脂肪 16%
粗繊維 3%

といった具合にタンパク質が50%以上、脂肪が約10%~となっています。

対して今回用意したダイソーの餌は

粗蛋白 42%
粗脂肪 3%
粗繊維 5%

エネルギーの源となる脂肪分が低くなっています。水温が低下するに従ってメダカの運動量も減ってきますので、餌もそれに合わせるといった感じでしょうか。
欲を言えばもう少しタンパク質の少ない餌が欲しいのですが、なかなか見つかりません。

ただし、これらの話は全て適正な給餌量の範囲での話であって、低カロリーだからといって与えすぎては意味がありません。
メダカの様子を見ながら給餌していると、可愛くてついついたくさん与えてしまいたくなるですが、ソコは心を鬼にして適切な量を与えるように心がけています。

与えすぎで水質が悪化しては元も子もありませんしね。

成分表記に関して詳しくは過去記事の「稚魚の餌って色々あって迷うよねという話」をお読み下さい。

話は変わって、ダイソーの餌なんて大丈夫なの?という率直な疑問が湧いてくる方もいると思います。

我が家では熱帯魚フレークやザリガニの餌など結構な種類の餌をダイソーで購入していますが特に問題はありません。

パッケージに「日本製」と書いてありますが、当然ながらダイソーが自社工場で作っているわけでは無いですよね。観賞魚用の餌を作る工場を持っているメーカーなんて日本では数えるほどしか無いのではないでしょうか。真っ先に思い浮かぶのはキョーリンですか。

実際にキョーリンかどうかは定かではありませんが、ダイソーの餌は国内大手メーカー製であることは確かだと思います。PBとしてOEM生産なのか、「訳あり」いわゆる規格外のものを詰め合わせているのか。どちらにせよ信頼できるものなんじゃないかと思っています。

ちなみに熱帯魚フレークはタナゴの餌に使っていました。フレークの宿命で浮いちゃうのでマツモが繁茂するようになってからは使っていませんが食いは抜群でした。

ザリガニの餌はコリドラスやドジョウの餌として使っていました。こちもよく食べてくれます。

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