メダカの卵 有精卵


2019/05/25 追記
2019年は卵の出品をしておりません。

準備が良かったのか今年はメダカの産卵が早くて今週から毎日採卵しています。

第一弾として画像のミユキ系の有精卵と三色透明鱗の有精卵を出品しています。当ブログで何度か登場している個体群ですが、青ミユキは元々はマリンブルーの卵として購入した子達です。

無事に孵化して成長し、屋外で冬を越しています。残念ながらマリンブルーと言える特徴を持つ個体は産まれませんでしたが、青ミユキといった感じの青みがかった個体に成長してくれました。

そもそもマリンブルーの固定率は50%弱と高くはないらしく、半分以上はミユキが生まれるのだとか。

三色透明鱗は比較的固定率が高かったのですが、それでも個体ごとにかなり違いがありました。優劣を付けられる選別眼を持ち合わせていませんので、全ての個体を同じ容器で飼育しています。

卵の中が黒くなり有精卵であることが確認された卵のみをお送りします。

私はブリーダーでもなければメダカで生計を立てているわけでもありません。飼うことと育てることが好きなだけのただの魚好きです。
水草同様に「余って捨ててしまうのであれば必要な方にお譲りできれば」というスタンスですのでこれで利益を上げようとは思いません。送料+梱包材料+僅かな手間賃くらいのお値段で出品させていただいております。

逆に考えますと利益目的ではありませんので発送に時間が割けなかったり梱包が面倒くさかったりする場合は出品を取りやめたりすると思います。

青ミユキと三色透明鱗でお値段が異なりますが、これは我が家では三色透明鱗の方がトータルの産卵数が少なく、また採卵に手間がかかるためでして、一般的な人気や市場価格を考慮したものではありません。個人的な事情です。

メダカの卵からの飼育が初めての方向けに孵化育成セットを付けての出品もしております。セットにしても+30円とマクドナルドもびっくりの格安ですが、セットにすると梱包が大きくなります。
郵便受けへのお届けですので、集合ポストのような郵便受けにはまず入りません。入らない場合は配達員さんから手渡しでお届けとなるのですが、ご不在だと不在票での対応になってしまいます。

夜間に帰宅して不在票を確認しても、配達は翌日の日中ですから翌日の日中に在宅している必要があります。翌日が無理ならまた1日先延ばしに。
そうこうしているうちに卵が孵化してしまいますので、セット付きは確実に受け取れる方のみのご購入とさせて下さい。

メルカリは生体の出品が禁止なのでラクマのみでの出品となります。
https://fril.jp/shop/4d13ea5d0710d12e5ef034d2c85944ad

4月半ばの現在ではまだ天候が不順で日によって日照時間や水温に開きがあります。なのでメダカの産卵数も安定しません。
場合によっては出品を一時的に取りやめたり、発送までに数日のお時間を頂く場合もありますのでご了承下さい。

メダカの卵を買うということ

今くらいの時期からメダカの卵が盛んに売りに出されます。うちの地元の安売り店だとマリンブルーや三色、ヒカリダルマやオロチといった人気の品種の卵でも50個で1000円くらいのお値段で売られています。
親魚を買うよりもはるかにお値段が安いですから気になりますよね。

ですが卵を買うのは宝くじを買うのと同じです。アタリが混ざっているかもしれませんし全部ハズレかもしれません。
品種によっては固定率の高い品種もあるでしょうが、それでもアタリかハズレかは孵ってみてから、育ってみてからでないと分かりません。ギャンブルみたいなもんです。

優秀な親からは優秀な子が生まれる確率が高くなります。なので優秀な親を持つ卵は人気があります。
でも、お店の店頭で卵の親を確認できるのなら問題はありませんが、一般的なアクアショップなどほとんどの店では親魚の確認なんて出来ないです。

では、メダカの専門店やブリーダーさんから卵を購入すれば「この雄と雌を交配した卵ですよ」といった感じで親魚を確認させてもらえるかというと、それもまた難しいです。なぜならメダカの専門店やブリーダーさんは卵の販売に積極的では無いからです。
専門店やブリーダーさんは全国の愛好家さんからの信頼や評判が生命線ですから、当たるか外れるか定かでは無い卵の販売はお店にとってもギャンブルなわけです。
新種のメダカや高価なメダカになるほど固定率(親の特徴が遺伝する確率)が低いでしょうからなおさらです。

これがネットオークションになると親魚の写真を掲載できますので、親魚の善し悪しを確認して購入することが出来ます。

ところがですよ

写真は加工できるんです。


うちの子たちです。型遅れのiPhone5sで撮りました。ホワイトバランスがおかしいですが加工は一切していません。


メダカの色を加工してみました。昼飯の合間にパパッと作業したのでアラが目立ちますが、全然印象が違うよね。


もっと簡単に加工するとこんな感じです。写真全体の色味を変えただけ。
加工してあると知ってて見るから水の色や光の色に違和感を持ちますが、言われなきゃ「こんなもんか」と思っちゃう。

メダカだけを選択して色味を変えるのはPCでの作業になりますが、全体の色味を変える程度の加工ならスマホのアプリでも出来ちゃいます。

オークションのメダカやメダカの卵の出品画像を見ると明らかに加工していると分かる画像がたくさん見つかります。
が、そういう出品者でもたくさんの評価を得ていますし、悪い評価はあまりありません。

本来の色味とは異なる画像を載せてそれでも売れるし良い評価が付くのは、前述したように卵を買うのがギャンブルだからに他なりません。

当たり外れが分かるのはずっと先の話で、全部ハズレの可能性も十分にあるわけで、購入する側もそれを承知で購入しているわけです。

「もしかしたら素晴らしい子が産まれるかもしれない」という夢を買っているのです。メダカが好きな人にとってこの夢を見ているつかの間の時間がとても幸福な時間なんです。

ということで、メダカの卵は余ったお小遣いで宝くじ感覚で買って下さい。

どうしても当たりくじが欲しいなら、自分の目で見て選んだ親魚を買いましょう。良い子が生まれるかは運次第ですが、少なくともその親魚はハズレではないのですから損することはありません。

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