屋外メダカの越冬終了、春を迎える準備 その1

3月に入りだいぶ暖かくなってきました。三寒四温という言葉通り、寒の戻りもあるでしょうからまだまだ本格的な春とは言いがたいですが、ダウンジャケットやエアコンから解放されると思うと心も身体も緩んできます。

さて、11月中頃から越冬を始めた屋外メダカですが、こちらもそろそろ春を迎える準備をしてあげないといけません。
(越冬の準備の記事はこちらから)

冬の間は水底でジッとしていたメダカたちも、水温が10度前後まで上がるようになると少しずつ活動を始めます。さらに水温が上がるに連れて活発に動くようになり、我が家の地域だと5月のGW頃には最初の産卵を始めます。
この最初の産卵を無事に迎えるには早め早めの準備が必要で、一気に気温が上がった今日がベストなスタート日と判断しました。

とりあえず今日はメダカの様子をジッと観察して、水温とpHを測ってみました。

容器の横にしゃがんで覗いてみるとメダカたちは水面へと上がってきます。pH計を突っ込むと周りに集まって突いてきます。水温は13℃、pHは8.5でした。
これなら少しずつ餌を与えても問題ないようです。

餌は消化のよい種類のものを少しだけ与えます。今回は稚魚用の粉末餌をほんの少量与えてみました。(動画撮ってみました→Youtube
数匹が餌を食べていると底の方に沈んでいたメダカたちも察知するのか一斉に上がってきて食べ始めます。どうやら皆元気なようです。
動画で使用している粉末餌はメルカリ・ラクマに出品していますのでよろしければご利用下さい。
オリジナル稚魚用餌

可愛いのでたくさん与えたくなりますがそこはジッと我慢。この時点での水質は残り餌や大量の糞を分解できる状態ではありませんから、餌の与えすぎはメダカの大量死に直結します。
また餌を与えるのは水温が上がりきったくらいの時間がベストです。消化のことを考えると水温が低い朝方や水温が下がり始める夕方頃は避けるようにします。
4月頃まではまだ陽気が不安定で冷え込む日もあると思います。毎日水温を計りつつ給餌の回数や量を調整してあげます。

9月半ばという早い段階から時間を掛けて準備したにもかかわらず、この冬の記録的な寒波の到来もあってメダカが泳ぐ発泡容器にも分厚い氷が張りました。
それでも元気に冬を越してくれたメダカに感謝の気持ちで一杯です。

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