2018年10月31日時点の水槽状況

釣りに忙しくて水槽管理は最低限の労力で済ませていましたが、これから寒くなるに連れて釣りから遠ざかり徐々に水槽の方に注力するようになるのが例年のこと。
というわけで現時点の水槽の状況を備忘録として残しておきたいと思います。

60cm混泳水槽

夏の間は蛎殻を入れてpHを上げていたので髭苔が目立っていましたが、9月の終わり頃に蛎殻を取り出して徐々に元の水質に戻したため現在では髭苔はかなり減りました。

その結果、文頭の画像にあるようにコリドラスが産卵したようです。卵の大きさと産み付けられていた場所(浮き草の葉と根)からパンダの卵と推察します。
トリリネアータス(ジュリー)が産んでくれたのなら喜ばしいのですが、パンダは殖えすぎて正直もう過密気味・・・。

もう何年も育成しているミクロソリウムがかなり大きな株なって葉を繁らせているため魚が泳げるスペースも少なくなっています。
少しばかり存在する開けた場所はディフューザーによって強めの水流が当たっているので、テトラやラスボラなどの小型魚はミクロソリウムの葉と葉の間を縫って僅かなスペースで生活しています。

小型魚は数ヶ月に1匹とかのペースですが落ちる魚も出ていますが、最も新参の魚でも3年近く飼育しているので寿命ということで納得できてしまいます。

ガラス面にスポット苔が生えて、水中の彼方此方にウィローモスが活着したお世辞にも綺麗とは言いがたい、むしろ10人中10人が汚いと言うであろう見た目の水槽ですが、病気の魚が出ることもなく繁殖行動までしてくれているので見た目の汚さと棲みやすさにはあまり因果関係はないのかもしれません。

ミクロソリウムのトリミングと整理をして泳ぐスペースを確保できたら新しい魚をお迎えしたいと思っているのですが、葉長が30cm近くまで育った巨大なミクロソリウムをどう処理したらいいのか途方に暮れています。

アピスト水槽

アピストグラマ・ボレリーのペアをお迎えするべく立ち上げたM水槽ですが、ボレリーは数度の産卵をしてくれるも仔は残せず雄が死亡。その後しばらく雌だけが泳いでいましたが、ちょっとした事情によりヴィエジタの雄が同居するようになりました。
同じアピストではありますがヴィエジタとボレリーでは種が違うので繁殖はしません。それでも喧嘩することなく暮らしてくれているので一安心。

アピストと同居しているのはコリドラス・ピグミーが2匹とコリドラス・パンダが約20匹。ピグミーはボレリーとほぼ同時にお迎えしたのですがパンダは今年の初めに我が家で殖えた仔達です。
餌を与えても与えてもヴィエジタとボレリーに食べられてしまうのでピグミーはもちろんパンダもまだまだ小さめサイズ。
パンダが大きくなってしまうと水槽内がかなり狭くなってしまうのでこのまま少しずつ大きくなってくれればいいのかな。

アピストはボレリーの雄かヴィエジタのメスが買えればもう一度チャレンジしたいのですがなかなか売っているお店がありません。アピストを60cm水槽に移動して新たにラミレジィの繁殖にチャレンジしようかとも考えている今日この頃です。

アフィオセミオン水槽

元々はハナビとかランプアイとかボララスとかコリドラスとかの繁殖用に使っていた水槽ですが、今年の9月からはアフィオセミオン・オーストラレのペアが繁殖に勤しんでいます。

孵化直後に隔離した稚魚は順調に大きくなって、そろそろ隔離ネットの中が狭く感じるようになってきました。
ある程度育ってくると小競り合いを始める魚ですから、近いうちに何らかの手段を講じなければいけません。

約10匹を隔離した後は見つけた卵は放置していますが、水槽内で自然繁殖した稚魚が定期的に見つかります。産卵数から考えるとかなり少ない割合ですが、それでも自然繁殖してくれているのは喜ばしい限りです。
水槽内は南米モス、ニテラ、ナヤス、オオサンショウモでビッシリなので、自然繁殖した稚魚は水草に隠れて大きくなっているようです。正確な数は把握していませんが5~8匹くらいはいるみたい。

残餌処理係としてラムズホーンが入っていますがpHが低めのせいか殖えてくれません。卵は頻繁に見つかるのですが稚貝が確認できない。
貝殻の形成に必要なカルシウムなどのミネラル補給のために僅かですが蛎殻を入れているのですが、あまり量を増やすと飼育水の硬度が上がってしまいますし加減が難しいところです。

稚魚の餌としてブラインシュリンプを湧かしているのですが、案の定ヒドラが発生してしまいました。時間のあるときにテデトールで駆除しているのですが、ヤツらが増えるスピードには到底追いつけません。
5%の塩水で駆除できるという情報を見たのですが、さすがに5%だとアフィオセミオンの稚魚にも何らかの影響が出てしまいそうなので、少なめのパーセンテージで塩を加えることにしました。
正確に計測せずに目分量での投入なので明確なパーセンテージは分からないのですが、恐らく1パーセントくらいの塩分量だと思います。
さすがに駆除は出来ていませんが増殖スピードは抑えられるみたいで、塩とテデトールとの併用でヒドラの数が目に見えて減りました。

タナゴ水槽

多いときで12匹が泳いでいたタナゴ水槽ですが、昨年頃から少しずつ減り始めて現在では3匹だけになってしまいました。病気ではなくて寿命なんだと思います。
それもそのはず、我が家で最も古くから飼育している魚がこの釣ってきたタナゴです。

魚にも老化現象があるのでしょうか。白内障のように眼が白っぽくなり、婚姻色が美しかった魚体も輝きを失い白っぽく濁り始めます。他の雄との争いにも負けるようになり、食欲も少しずつ落ち始めて数ヶ月間かけて徐々に徐々に弱っていきます。

他の水槽の魚と異なりこれらのタナゴは全て釣ってきた魚、つまり元は野生の魚です。人間のエゴで釣られて飼われてそのまま寿命を終えるのはなんだか申し訳ない気がします。
残された3匹にも既に老化現象は現れているので恐らくは長くはないんだと思いますが、最後までキッチリ飼ってあげるのがせめてもの償いなのでしょうか。

庭のメダカ

今年も冬支度が始まりました。というかそろそろ冬支度が完成します。使用した容器などは去年とほとんど一緒ですが、僅かですが去年とは違う部分も。
その辺は別途記事にしたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました