定期的なpH計測の必要性とかを論ずるのは別の機会にするとして、「購入してみました」というお話です。
このような簡素なフィルムにくるまって梱包されています。
貧乏アクアリストの合い言葉、「Made in China」の文字が誇らしげに書かれています。
説明書が日本語だったのは意外でした。しかもよくある機械翻訳のメチャクチャな文章ではなくちゃんと日本語を読み書きできる人が推敲した文章でしょう、読みやすいしわかりやすい。
使い方は簡単で電源を入れて水に突っ込み数値が安定するのを待つだけです。
早速ですが我が家の水槽のpHを測ってみました。
・タナゴ・エビ水槽→6.8
・水草ストック水槽→5.9
・60cm混泳水槽→4.2
・アピスト水槽→4.3
思ってた以上に低いです。メーターがおかしいんじゃないかとも思いましたが、水道水を測ってみると7.3。メーターに問題はないみたいです。
60cm水槽でコリドラス・パンダがひっきりなしに産卵する理由や、ミナミヌマエビが全滅した理由がよく分かりました。
pH4.2ってネグロ川水系かよ!
水槽立ち上げ間もない頃はpHを下げるのに苦労するのですけど、水槽が安定してしまうとpHが下がりすぎないようにするのに苦労するようになります。珊瑚砂や蛎殻でも入れようかな。
いままではこのように試薬を使っていました。
週一とか3日に1回とか定期的に測ってpHが変わっていく推移を確認する用途であれば試薬でも十分に事足りるのですが、機械のようにズバリの数値は試薬では出てきません、色から推察するだけです。
光の当たり方や見る角度によって色の見え方も変わるしね。なのでこれからはメーターと試薬の二刀流でいこうと思います。
試薬はアクア用よりも他の用途として販売されているものが安くていいです、アクア用は高すぎボッタクリ。
左側はパナソニックの浄水器用で右側のは住友園芸の土壌チェック用。試薬はこのへんがお勧めです。
画像を引っ張りたくてAmazonを使っていますが、Yahooショッピングとかで調べるともう少しお安く買える店が見つかります。
パナソニックのは町の電気店で取り寄せしてくれるかもしれませんし、園芸用はホームセンターでも売っています。
今回購入したような安物のpHメーターはAmazonを覗くとたくさん出品されています。
同一商品が色んなメーカー名や商品名で売られているのでたくさんの種類があるように思いますが、メーカーとか商品名が異なっていても見た目が同じであればそれは同一商品のはずです。説明文とか画像とか使い回しだしね。
1000円台の安物は2種類が見つかります。
この2種類の違いは校正の方法。
左側のは自動校正で校正液に突っ込むと機械が自動的に校正します。右側のタイプはネジを回して校正するタイプで小さなドライバーが付属していることが多いです。
後は計測値が小数点以下2桁か1桁か、使用されている電池の数や種類なんかも違うようです。
で、同じものでも結構お値段が違ったりします。例えば左側の種類のメーターは安いもので1000円くらい高いもので1700円くらい(記事執筆時)なんですが、この値段の差は付属品の有無が大きいようです。
校正液や予備の電池が付いてきたりするとお値段が上がるようです。
また、AmazonはAmazonが出品する商品(プライム)とAmazon以外が出品する商品(マーケットプレイス)があるので、「お!安い!」と思って飛びつくと送料別だったり、プライムでは「高いな」と思う商品でもマケプレ業者がお安く出品していたりもするので慣れないと分かり難いのが難点。
試薬、メーターの他に試験紙もあります。
試験紙は手軽に使えますし、実験用とかを調べると激安で買えるのですが、精度ということを考えると個人的にはイマイチ信用がおけず、アクアリウムを始めた頃に使ったきりです。
毎日測って推移を見るのには手軽で経済的でいいのでしょうけど、なんか測った気がしないのよね。
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