アクアショップとの相性ってあるよねという話

相性と言っても好き嫌いとかの話ではなくて、ちょっとオカルトチックな話。

我が家から車で1時間くらいの範囲には10件近い熱帯魚ショップがあります。
昔ながらの町の熱帯魚屋さんといった佇まいの3坪くらいの小さなお店から大型チェーン店まで、大小様々なお店があってとても恵まれているんです。
そんな中でも最も近所にあるお店を仮にA店、車で30分ほどのところにあるお店を仮にB店とします。

一般的な淡水魚はもちろん古代魚や大型肉食魚、海水魚や爬虫類・両生類まで充実した品揃えのA店は県内では結構有名なお店です。水草や用品類も豊富で店員さんも若くて気さくな人ばかり。
そんなお店が自転車でちょいと行ける範囲にあるのですが、どういうわけかこのお店で買った魚は長生きしない。
グリーンネオンテトラ、コリドラス・ハブロースス、オトシンクルス、ポポンデッタ・フルカタ、などなど近所ということもあっていままでたくさんの魚を買ってきているのですが上手く飼育できないんです。

昔からやってるお店です。常連さんも多いです。販売水槽の管理は行き届いていますし、病気が出た水槽はきちんと薬浴して「調整中」となっているのを何度も確認しています。
コリドラスなどのワイルド個体も非常に状態の良い魚が入荷し、トリートメントしてから売られています。そのぶん値段も他所と比べれば多少高めです。
浄水場も我が家と同じ地域なので水質が極端に違うことも考えられません。

B店は大型チェーン店。薄利多売の値段重視のお店です。休日はセール品目当てに開店前から人が並び、閉店までお客さんがひっきりなし。店員さんは愛想を振りまく暇もなく忙しそうに動き回っています。
「1匹50円、10匹350円」なんて魚は週に一回のペースで大量に入荷し大量に買われていきます。なのでいつ行っても同じ水槽に同じ種類の魚が泳いでいます。
入荷するブリード個体は稚魚と見まがうばかりに小さく痩せこけ、販売水槽にはスネールやプラナリアが湧き、接客が忙しいので死魚がいてもそのまま放置です。
そんなお店で買った魚が意外なことに丈夫なんです、本当に落ちないんです。

A店とB店に限らず、お洒落で値段の高めなお店で買った魚はどうも調子が悪いことが多く、激安店で買った魚は長生きで繁殖までしちゃう。我が家の水槽ではそんなケースが頻繁に起こります。

理由は分からないんですよ。もう相性の善し悪しと考えて納得するしかないんです。
決して裕福とはいえない暮らしをしているからなのか、激安店の方が相性が良いみたいです。

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