おとひめAを稚魚の餌用に買ってみました

採卵を再開したミクロラスボラ・ハナビですが、繁殖水槽には既に40匹近い稚魚が泳いでいて、採卵も毎日続いています。
屋外で浮き草を育成しているプラケースではボウフラ対策として泳いでいるメダカが産卵を開始、試しに採卵した卵から少しずつ孵化しています。
他にも8リットルの小型水槽ではボララスマキュラータが婚姻色を鮮やかにしていて、近いうちに稚魚が泳いでいてもおかしくない状況だし、60cm水槽からはコリドラスの卵が孵化間近の真っ黒い状態で見つかっています。

こうした春爛漫の水槽をいくつか抱える中で毎日のようにブラインシュリンプを湧かしていました。
湧かしたばかりのブラインシュリンプは嗜好性抜群で稚魚の餌として最適なのですが、一つだけ大きな問題が。

大量発生するヒドラです。(写真撮りましたがグロいので自主規制)

ブラインシュリンプを湧かして与えたことがある人なら経験したことがあると思いますが、ヒドラの発生はどうしても避けて通れません。
水槽のメンテナンスの際にスポイトで吸い取ったり、メラミンスポンジで一網打尽にしたりするのですが、孵化したばかりのハナビの稚魚は産毛のように繊細ですぐには泳ぎ出さずに数日間はガラス面に張り付いたりして過ごします。
そういう稚魚が何匹もいたりすると乱暴に掃除することもできず、どんなに時間をかけてもヒドラを捕りきることはできません。

そうしているうちにヒドラはどんどん増えていくことになり、忙しさにかまけてちょっと掃除をさぼるとガラス面やスポンジフィルタにびっしりと張り付いていたりします。
見た目が気持ち悪いのはもちろんのこと、毒持つ触手により産まれたばかりの稚魚が触れてしまうと影響がありそう。

ブラインシュリンプを給餌している限りヒドラとの戦いは終わらないのです。

そこで以前から気になっていた「おとひめA」を購入してみました。

おとひめは養殖などに使われる海産稚魚用飼料で、その栄養価の高さと抜群の嗜好性から金魚の繁殖をする人の間ではポピュラーな餌となっています。
我が家ではB1・B2・S1・S2といった少し大きめの顆粒サイズをメダカやコリドラスの成魚の餌として与えたり、すり鉢ですり潰した物を稚魚の餌として与えたりしてきましたが、今回はパウダー状のAを購入してみたわけです。

おとひめAの存在は以前から知っていましたが、BやSと比べるとお値段が高めなのに加えて扱っているお店が限られることから躊躇していました。今回はヤフオクで安く出品されているお店を見つけたので購入。実際に届いてみたおとひめAを見てみるとかなり細かい粉末状。一般的に市販されているメダカや熱帯魚の稚魚用餌と同じかそれよりも細かいくらいの印象です。ブラインシュリンプの代わりにと思いましたが、粉末の1つ1つは孵化直後のブラインよりも小さいです。

ブラインシュリンプエッグが丁度もう数回湧かせるだけしか残っていないので、使い切ったらおとひめAに切り替えていこうと思います。

しかし稚魚用餌で50グラムは多かったです。
今回は他店の25グラムと変わらぬ値段で50グラムを販売されていたので購入してみましたが、我が家のように多くても100匹くらいの稚魚飼育であれば20グラムくらいで十分なのかもしれません。

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