スジシマドジョウ

我が家の60cm混泳水槽で唯一の日本の淡水魚。
元々はタナゴ水槽で混泳させようと買ってきたのですが、お迎えした2匹のうち1匹がすぐに調子を崩し1週間くらいでお亡くなりに。もう一匹も調子が悪そうで底床に潜ったまま出てこない。
いま思えば過密だったんだと思います。混泳相手のタイリクバラタナゴは空気を読まないというか傍若無人というか、ドジョウにしたら相当なストレスだったんでしょう。
そういった経緯で60cmの熱帯魚混泳水槽にお邪魔するようになってから早2年。とても元気です。

昔はシマドジョウの仲間は全部まとめて1種類に数えていたらしいのですが、現在では大型種から中型種・小型種まで、東日本や西日本・山陰といった生息地ごとの種類まで細かく分類されるようになって素人には把握できないくらい複雑になっているようです。
なので我が家のスジシマちゃんが具体的にどのような特徴を持った種類なのかは一切不明。メチャクチャ可愛いという絶対的な事実が存在するだけです。

我が家の60cm混泳水槽はpHが低くなることがありますがスジシマドジョウは低pHもそれほど苦にしないようです。そういえばタイリクバラタナゴもエビや貝が全滅するほどの低pHでも意に介しませんでした。
とはいえ、管理の手を抜くとpH4.0くらいまで下がることが希にあるのですが、さすがにそこまで下がるとスジシマドジョウの様子がおかしくなります。そわそわと落ち着きがないというか、どこかに逃げ出したいような感じで泳ぎます。

ドジョウですから泳層は底付近。コリドラスやオトシンクルスとはすっかり顔なじみで仲良く暮らしています。他の小型魚とも争う様子はなくとにかく平和的。
ドジョウの仲間は底砂に潜ることがあると聞きますが、それも種類によるようでスジシマドジョウはあまり潜らない性質らしいです。タナゴ水槽でそうだったように頻繁に潜るとしたらそれはストレスを受けているからなんでしょう。(潜る種類のドジョウもたくさんいますのでご確認を)
また泳ぎが速く飛び出し注意とされますが、幸いなことに我が家では飛び出し事故はありません。スマートな体型を生かして泳ぎが速いのは確かです。普段は大人しいですが泳ぐときはビュンビュン泳ぐので大きめの水槽で飼う方がいいのかもしれません。

餌は何でもよく食べます。我が家では主にコリドラスと一緒に同じ人工餌を食べてたり、冷凍赤虫や乾燥イトメなども大好物。
デトリタス食性もあるということなのである程度の期間維持している水槽ならデトリタスだけでも生きていけそうな気もしますがどうなんでしょう。

1匹だけだと寂しいかななんて思ったりもしますが、寂しいと思っているのは飼っている人間の方で当のスジシマドジョウは仲良く楽しく暮らしているようです。
たまに立ち寄る小さなアクアショップでイシドジョウが売られていて、覗くたびに「いいなぁ」と思っているのですがなかなかのお値段で手が出ません。
ドジョウってコリドラスと同じくコレクション要素があるからハマるの怖いのよねぇ。

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