色々と忙しく暫く手を掛けてあげられなかった30cmキューブのタナゴ水槽に異変を発見。
ミナミヌマエビが死に、イシマキガイが死に、マツモが禿げて溶けた葉っぱが底床に降り積もり見るも無惨な状態に。濾過は効いているので水の色も臭いも全く問題がなく生体と植物だけに影響が及んでいる状態。
エビと貝に被害ということはもしやと思いpHを測ってみると4.0くらい、チョコグラでも飼うのかと。
使い始めて大分経つのでこなれているとはいえ大磯砂の底面濾過でここまでpHが下がるのは初めての経験です。原因が分かれば対処のしようもあるのですがさっぱり分からないのでとりあえず換水で様子を見ます。
手っ取り早く対処するなら蛎殻や珊瑚砂などのアルカリ性の物質を放り込んでしまえばいいだけなのですが・・・。
ちなみに、蛎殻などのpHをアルカリに傾ける物質を水槽に入れると、際限なくアルカリに傾くと思われている節もあるようなんですが、実際はそうはなりません。
蛎殻は酸性の水に入れるとアルカリ成分が溶け出すわけで、アルカリ性の水に入れてもアルカリ成分は溶け出さないわけですよ。酸によって溶け出すわけですね。
なので飼育水がある程度のpHまで上がった時点でそれ以上は蛎殻が溶けなくなりますから、放っておいたからといって皮膚がただれるような強アルカリ性の水質になってしまうわけではありません。なので安心して放り込めます。
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